30キロ地点経過

経過時間

約8時間52分

 

 25キロ~30キロのタイムは約2時間20分。休息をいれた時間もありますが、それでも、前半の5キロペースの2倍かかっています。

 

 ハワイカイを一周し、ハイウェイコースに戻ります。

 

 エイドステーションは撤去され、沿道の応援者は全くいません。道端に雑におかれた水と、地面の上に直接置かれたいくつかの水入りの紙コップがあるだけでした。

 

 すぐ脇を車がどんどん走っています。アスファルトが続くコース。この区間が一番長く感じました。

 

 ハイウェイコースをやっとの思いで通過します。

 しかし、コースの目印は撤去され、道もわかりません。宮路さんも休憩したいと話しますが、座る椅子さえ見つかりません。

 やっとの思いで、小さな段差を見つけ座っていただきましたが、宮路さんはもう限界だったと思います。身体を休めるため横になりましたが、スゥー・・・と寝息が聞こえてきました。目を閉じるとすぐに寝てしまわれます。

 この時、急に身体を休めたため、熱い身体が急に冷えてしまい、声がかすれていました。車で徘徊してくださる現地のスタッフも声をかけてくれます。

 

Are you OK?

 

 声をかけられるたびに、「このまま、続けてもいいものなのか・‥。」と、思いました。

 目印もなく残りどれだけの距離が残っているのかもわかりませんが、10キロくらいはあったと思います。

 

「どうするの??もうやめる‥・??」

 

 奥様の2度目のこの質問‥。

 

 小さいかすれた声で宮路さんは言います。

 

 「やる」

 

 高級住宅街から、ダイヤモンドヘッドを抜けるとゴールがあると現地スタッフに教えてもらいました。 

 その時点で、約34マイル(約57キロ)はあります。

 去年は日の入りが見えてきれいだったというダイヤモンドヘッドにさしかかったときは、すでに日の入りが始まり、あたりはうす暗くなっていました。去年より時間がかかっていることは一目瞭然です。 

 現地ボランティアの方の協力で足元を懐中電灯で照らされながら、歩いていきました。

 

 ダイヤモンドヘッドの上り・下りは予想以上に長く、ゴールがある公国を迎えた時は、あたりは真っ暗でした。

 

<ゴールを迎えてへ>