最後に

 今回、自分の目で宮路さんの生活を見ることができ、また、普段お話しする機会の少ない奥様とたくさん会話する機会があり、診療所では見ることができない宮路さんの様子を拝見することができました。

 一番印象に残った奥様の言葉として、「やるべきことはすべて2人分」ということでした。

 これは、何気なく、ホテルの部屋でゼッケン番号をTシャツに貼っている時におっしゃりました。

 何でも2人分することは時間がかかります。

 服を着る・顔を洗う・靴をはく・・・、実習を通して患者様の生活をみるのはいつもここまでで、では、その服を誰が用意するのか、顔を洗うためのタオルは誰が洗っているのか、靴ひもの結び目をきつく縛っているのは誰なのか‥、現実の生活を見たときに、いかに奥様が宮路さんのそばにつき、支えているのかということがわかりました。

 今まで、私が評価してきた患者様のADLとは、患者様の暮らしの中のわずかな部分であり、視野の狭い部分での評価しか出来てなかったかなと思います。

 

 堅苦しい話は永遠続きそうなので、一旦、ここで終わりとさせていただきます。

 

 まだまだ書ききれない出来事はたくさんありました。

 現地のボランティアの方々のご支援・ご協力には、今、思い出しても胸が熱くなるものがあります。 

 来年は、ぜひともこの感謝の気持ちを伝えるため、ホノルルマラソンに参加したいと思います。

 

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